ストラトは案外デカかった。
私は昨年末ストラト買うまでエレキは
YAMAHA SG2000 1本きりでした。
こいつはミディアムスケール、ナット幅43mm。
ボディサイズはレスポールくらい。
さて、
American Professional Stratocaster
がんばってまる3ヶ月弾いてみたけど、
僕の小さな手と身体では、
ロングスケールのナット幅44mmは、
ネックの厚みもSG2000よりあるので、
結構しんどい。
(スペックにはナット幅42.8mmって
書いてあったけど実寸は44mmです。
なんで違うんやろ?)
たとえば、
ローポジコードの一部はどうしても
ネックを引き寄せたり、
ボディを右にずらしたりしないと
押弦できない。
すると当然、ピッキングやストロークの
場所や角度が悪くなるし、
ブリッジミュートプレイなんかもめちゃきつい。
ほとんど無理な場合も・・・。
また、12フレットあたりから
セーハコードなど、親指が裏側だと
人差し指と親指の谷間がネックに押し付けられて
横移動がぎこちなくなる。
押し付けないと6弦に届かないし・・・。
やむを得ず、親指をはずして頑張る。
などなど・・・。
一言で言えば、
正しい姿勢を維持できないのです。
もっとも、プロギタリストでも
相当でたらめな姿勢で弾いてる人
少なくないですが・・・。
けど私は、クラシックのギタリストほど
かっちりしてなくてもいいけど、
それなりにちゃんと弾きたいのです。
基礎がしっかりしている人のプレイが
好きだから。
で、僕にも弾きやすいFenderはないのかなぁ。
と、何とはなしにググりました。
MustangとJaguarはショートスケールか。
どんな感じなんだろう?
ナット幅は42mmとか41.02 mmとかで
我がStratocasterより大分細い。
ダイナミックトレモロは、チューニングが
狂いやすいとか、安定しているとか・・・。
ふむふむ・・・。
で、あちこち見ているうち試したくなってきて、
最近頻繁にお世話になっている
サウンドハウスさんにて
MIJ Traditional ’60s Mustang Rose Arctic White
をポチッと・・・。
Mustang来る!
半ば衝動買い!
通販は恐ろしい・・・^^;
Mustangお手頃価格だってのもあって。
しかし、後悔などかけらもなく
むしろ、わくわく感いっぱいで待ち遠しい。
そして2日後。
やってきました Mutang !

その昔チャーさんが愛用していたやつですね。
それでアメリカでは流行らなかったMustangが
日本ではブレイクしたんだとか。
その復刻版です。
とってもチャーミングな容姿。
初期の仕様だからコンター加工はないですが、
ボディ自体が小ぶりなのでほとんど気にならない。
そして肝心のネックですが、
想像以上に細くてちょっとびっくり。
ナット幅実寸21mm。
ストラトとの落差が3mmもあるから当然か。
アコギまで含めたMyギター経験史上でも最細です。
僕の小さな手でも17フレットで
親指と中指が余裕でくっつく。
短さも予想超え。
ネックの短さというより
ブリッジの位置が大幅に左寄りになった。
上記した、ストラトでの問題点と違和感が
まったくありません。
Mustang初期不良?
さて、
ひとしきり試奏をして異常がなかったので、
愛用のD’Addario NYXL10-46に張り替えます。
(工場出荷弦はD’Addarioの09-42でした。)
ヴィンテージのチューニングマシンは
初めてだったので、
ストリングポストに巻かれた弦の
工場出荷状態をよく観察した上で、
ひとまず6弦だけ取り替えて、
いつものように
ストリングワインダーでぐるぐるやったら、
いつまで経ってもテンションが上がらない!?
間もなく原因判明。
ペグの空回り・・・。
(;´-`)トホホ
と凹んでても仕方がない。
んで、
これくらいなら自分でも直せるか。
とも一瞬思いましたが、
万一ハマってしまったら最悪なので、
サポートに問い合わせました。
サウンドハウスのサポート。
サウンドハウスのサポートは悪い。
という噂がある。
という記事を見かけたことがありました。
が、この度の私のMustangの対応については、
まったく問題はありませんでした。
と言うよりむしろ、
とても迅速で的確な対応だったように思います。
以下が実際の流れ
10日(水) | 18:36 | Webにて修理依頼。 |
11日(木) | 11:17 14時頃 | サポートより返信。 サービスセンターへMustang着払い発送。 |
12日(金) | 14:51 | サービスセンターよりMustang受領メール。 |
13日(土) | 11:03 | サービスセンターより修理完了メール。 添付画像にて修理状態確認。=>了承返信。 |
14日(日) | 15時頃 | Mustang帰宅。 |
問合せから4日で戻ってきました。
とってもスムーズ。
修理内容
原因説明
修理状態の写真
とエビデンスもバッチリで、
納得のいくものでした。
さよならStratocaster。
音はストラトの方がいいです。
ネックの滑りもストラトのほうがいい。
僕はギターをコレクションする趣味はないし
弾かないStratocasterは、
宝の持ち腐れになってしまって可愛そうなので
イシバシ楽器さんに買い取っていただきました。
(買取価格¥68,000。)
短い間だったけど、楽しかったです。
たくさん勉強にもなりました。
残念ながら僕の手には馴染まなかったけど
評判通りのとても良いギターです。
ありがとうございました。
さよなら
American Professional Stratocaster !
よろしくね
MIJ Traditional ’60s Mustang!
